鍵
君とであった頃の僕に話しかける
答えはないけど あの頃の僕が握り締めてるはずの鍵は
とっくに失ってた 信じきれずに
青春を気取るティーンエイジャーはもうやめだ
全部嘘だってわかっていたんだよ
騙されてる振りしてたんだ
強がってんじゃねえ 人は変わんだよ
君の知らない僕がいるんだ
暗い海の底でうなされてた僕は息ができずに
錆びついた舟に必死になってしがみついた
流されたってたどり着くんだよ
君の影も形もないとこ
散々惨めな 姿さらしても
今なら分かる君の事は愛してなかった
一度は信じた確かなもの
それを捨て去るのは怖いけど
愚かな過ちを二度と
繰り返さないように愛せるはずだから
これ以上のものがなくてもいいと思えるその瞬間に
感謝を忘れずにいこう
すべては僕のために起こること
全部嘘だってわかっていたんだよ
騙されてる振りしてたんだ
なんちゃって本当は苦しみもがいたよ
終わりに向かう時がそっと僕に告げた
抑えきれない思いを今
僕はなんて呼べばいいんだろう
答えを知っているのは
君じゃなくて今そばにいる人さ
これ以上のものはなくてもいいと思えるその瞬間に
感謝を忘れずにいこう
すべては僕のために起こること
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詩/小林和弘 曲/川嶋祐輔 千代延大介